マルティン・ハイデッガー

1889年にマルティン・ハイデッガーは帝政ドイツのバーデン大公国メスキルヒにて、地元のカトリック教会の樽職人のフリードリヒとヨハンナの第一子として生まれた。
敬虔な両親の教育もあり、ハイデッガーは初めは神学を学んだ。
1903年からコンスタンツで、1906年からフライブルク大学で学び、1909年にギムナジウムを卒業した後にはイエズス修道会に加入する。
心臓の病気により修道の道を断念した後は、1911年までフライブルク大学の神学部で学んでいた。
この時期にも幾つか論文を執筆しており、それらは今日出版されている。
1911年に哲学に専攻を変更し、数学、歴史学、自然科学を共に学ぶ。
当時、フライブルク大学の哲学講座は西南ドイツ学派のリッケルトが有しており、ハイデッガーの最初の哲学的訓練もそれに則したものとなった。