五輪エンブレム問題の調査始まる

アートディレクターの佐野研二郎氏がデザインし、盗作疑惑で白紙撤回された、2020年東京オリンピック・パラリンピックのエンブレム問題を巡って、10月29日に外部有識者による調査チームの第1回会合が行われました。
旧エンブレムの選考の関係者に対して、聞き取り調査を開始し、11月までに調査を終える予定です。
調査結果の公表は年内に行うとのこと。
調査の対象者は、エンブレム選考への招待文書を送付した組織委の前マーケティング局長の槙英俊氏、審査委員だった組織委のクリエーティブディレクター高崎卓馬氏、他の審査委員7人です。
そして、佐野研二朗氏を含めた招待文書を送付されたデザイナー8人らとなる見通しとのことです。

シャープ、ロボット型電話発表

シャープが、持ち運び可能なロボット型の電話「RoBoHoN」を開発し、2016年前半に発売を開始するそうだ。価格は未定。
ロボットクリエイターの高橋智隆氏と共同開発による、電話と一体化した二足歩行が可能なヒューマノイドロボット。高さは195mm、重量は約390gと、持ち運び可能な大きさと重量に抑えた。
背後にタッチパネルを搭載しており、それによる操作も可能だが、メインは音声認識と音声読み上げで行うそうだ。「RoBoHoN、写真撮って」「RoBoHoN、自己紹介して」といった自然な言語を認識し、様々な動作や声による反応をするとのこと。例えばメール着信時にも「○○さんからメールだよ」と自然な言葉で通知を行う。それに対し、「読み上げて」と言うとメールを読み上げる。その後の返信も音声によって入力できる。また「タクシーを呼んで」と言うと、自動的にタクシー配車アプリを使いタクシーを呼ぶといった応用も可能。カメラを内蔵しており、写真の撮影が可能。カメラはユーザーの顔認識にも使われ、目の前にいるユーザーを認識して、その嗜好に合った反応を行う。頭部の上部にフォーカスフリーのプロジェクタを内蔵しており、写真や動画などを机や壁に映し出すことができる。
当然のことながら、ロボットとしての起き上がり動作や二足歩行、手足や頭を動かしてダンスを行うといったことも可能。電話としての機能も備えており、耳にかざして利用する。通信はLTEおよび3Gに対応する。
詳細なスペックに関しては発売日などが決定次第改めて案内を行うとしている。
iPhoneのSiriなど、音声認識によってスマートフォンを操作する機能はあるが、人間が四角い箱に話しかける様子は違和感があり抵抗を感じる人もいるだろう。それならスマホを人型のロボットなら積極的に声をかけられるようになるだろう、というのが高橋氏の狙いのようだ。高齢化社会の今、こうした形のスマートフォンなら高齢者でも操作が簡単にできるのではないだろうか